3/31/2011

私の好きな日本

今日、Google Japanのトップページは、"私の好きな日本"の作品が飾っています。

例えば、これは北関東地区代表の高村奈菜さんの作品。(お気に入り)



Googleの説明を抜粋すると・・・

2011 年のエイプリルフールについて

"トップページに掲載されるのは優勝作品だけ、というのが Doodle 4 Google のお約束でした。でも、4 月 1 日は一年で一度、嘘をついても許される日ということで、地区代表に選ばれた子供たちの協力を得て掲載しています。”


・・・とのこと。
いいわ~、粋だわ、Google。
”お約束”っていうのが、個人的にはすごいツボです。

今年のエイプリルフール、1番最初の、素敵な嘘でした。

3/28/2011

Bake Sale in Menlo Park

先日、こちらで紹介させていただいたMenlo ParkのBake Sale。
雨にもかかわらず、たくさんの方がいらして、売り上げが$1441にもなったそうです!!
こちらは、日本赤十字社の方に全額寄付されるとのことです。

私も、お友達の作ったブラウニーやスノウボウル、パティシェChicoさんのケーク・オ・キャラメルなどを買ってきました。
どれもおいしかった~。
チャリティのBake Sale初体験だったんですが、とても明るい雰囲気だったのが印象的。
テーブルの上にお菓子と一緒にガラスのコンテナーがならび、そこに代金と募金とを入れられるようになってました。

よく、街頭で募金の呼びかけをしている方々がいらっしゃいますよね?
こんなことをいうのは何ですが、そういう場面で募金するのって、実はとっても苦手です。
募金したい気持ちはあるんだけど、ずらっと並んでいる方々に近づいていくのが恥ずかしいというか・・・。
"ありがとうございます!"なんて声をそろえて言われてしまうと、走って逃げたくなってしまいます。
自意識過剰でしょうか(笑)

なので、今回のBakeSaleのようにさりげなく募金できるシステムっていいなあと思ったりしました。


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チャリティイベントは、他のところでも、まだまだ行われています。
こちらのサイトに、一部、まとめられています。
Pray for Japan in Palo Alto

また、こちらの掲示板にも、ガレージセールやコンサートなどのチャリティイベントが告知されています。

世界のご近所さんを探せ

是非、チェックして、足を運んでみてくださいね。

3/27/2011

放射能関連の情報について

連日、福島第一原発の様子が映像つきで流され、水道や空気、野菜などの放射線の値が伝えられています。
"シーベルト”からして、なじみのない言葉だし、"放射能"自体もよく分からないものだったりするので、ただただ不穏な雰囲気を感じて、不安な気持ちになります。

放射線・放射能に関しては(も?)、国内外で色々なデマも飛び交っているようで、中国では塩や味噌が売り切れたようですし、アジアだけではなく、カリフォルニアでも!安定ヨウ素剤を販売する会社へ問い合わせが急増しているとのことです。

震災の後というのは、デマや流言が必ずといっていいほど起こるんだそうです。
情報が入ってこなくて不安というのがベースにあって、憶測で話していたことが、人を介しながら"事実"に変わっていくのだとか。

インターネットなどを介して、真偽が不明なまま色々な情報が入ってくるので、気にならないこともないのですが、真偽をちゃんと見極めてから信じよう、と心がけています。
(心がけていないと、フラフラッと信じてしまうので。)

まずは、発信元がちゃんとしているかどうか、をみます。
ちゃんとしている、というのは、最低限、発信者の名前がちゃんと書かれているもの。それから、社会的に信頼のある人・団体か、とか、情報に間違いがあったときに速やかに訂正しているか、とか。

それから、専門的なことになると、よく分からないから、書かれていること・聞いたことをそのまま信じてしまいがちですが、できるだけ自分でも調べてるようにしています。
分からないことも多いですけどね。
自分なりに納得できると安心(悪い内容であっても)ということもあるし、鵜呑みにするよりは良いかなと思って。

あとは、ちょっと感覚的なことかもしれませんが、危険な状況や可能性について、それを大声で伝える"だけ"の人・団体の言葉は、自分の判断基準の外側におくようにしています。不安を煽るだけ煽って、何もしない、というのはどうなの?!と思うんですよね。
事実を伝えた上で、具体的に"どうしたらいいか”をきちんと提示している人・団体は信頼できる気がします。


ということで、前置きが大変長くなりましたが。

今の時点で、個人的に信頼がおけると思っている放射線関係のサイトをまとめてみました。

追記)
ここに載せたのは、私が見つけられたものだけです。
この他にもまだまだあると思いますので、
良いサイト等をご存知の方は、教えてください!m(_ _)m

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- 独立行政法人 放射線医学総合研究所

「放射線被ばくに関する基礎知識」(3/25の時点で第5報まで出ています)など、放射線、放射能についての疑問について分かりやすく解説されています。
電話相談窓口も開設中。


- 社団法人 日本医学放射線学会
 ・「放射線被ばくなどに関するQ&A」 (3/24の時点でVer.3)
  放射線について、学会などに寄せられた質問とその答えをまとめた物です。特に、お子さんのいるお母さん(お父さん)に向けて書かれています。

 ・妊娠されている方、子供を持つご家族の方へ -水道水の健康影響についてー
  3/23に東京都水道局の一部地域で放射性物質の量が基準値を超えた件を受けてのQ&Aです。


- 東大病院放射線治療チームのTwitter
  東大病院で放射線治療を行っているチームが発信しているTwitter。医師の他、原子力工学、理論物理、医学物理の専門家が原発事故に関して正しい医学的知識を提供しています。
  

- 日本産科婦人科学会
 ・ 「水道水について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内」(pdf)
  具体的な数字を挙げて放射性物質を含む水道水の健康への影響が説明されています。被ばく量を計算する計算式も載っています。




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"Act for Japan"のカテゴリに入っている情報をまとめました。


<ベイエリアでの義援金活動情報>
 - Pray for Japan in Palo Alto, CA

<こころのケアについて>
 - こころのケア その1
    自分のためにできる、災害時のメンタルケアについて。
    お子さん(小学生~高校生位)への対応について
 - こころのケア その2
    専門家による、無料の電話相談情報

<ちょっとひと息>
 - 枝野官房長官会見(アニメ)
   最後のメッセージに、ぐっときます。

3/24/2011

枝野官房長官会見

ひとつ下の記事を書き終えたあと、こんなのを見つけました。

ぜひぜひ、見てみて、見てみて。

なんだか、元気になる。




枝野さん、今、一番の有名人ですね、きっと。

彼の会見での受け答えは分かりやすくて、内容がどうであれ、伝えるべき内容と目的がちゃんと見えている話しぶりで、信頼感がもてます。


追記)

Act for Japanのカテゴリに入っている情報をまとめました。
一部記事には追記もあります。


<ベイエリアでの義援金活動情報>
 - Pray for Japan in Palo Alto, CA

<こころのケアについて>
 - こころのケア その1
    自分のためにできる、災害時のメンタルケアについて。
    お子さん(小学生~高校生位)への対応について
 - こころのケア その2
    専門家による、無料の電話相談情報

<ちょっとひと息>
 - 枝野官房長官会見(アニメ)
   今日の記事。最後のメッセージに、ぐっときます。

こころのケア  その2

災害後の、こころのケアについての情報です。

<心の相談緊急電話>
日本精神衛生学会、日本臨床心理士会などが主催する電話相談です。(相談は無料です。)

精神科医師、臨床心理士、保健師、精神保健福祉士など、災害後のメンタルケアについての知識、経験のある専門家が対応しています。

期間中は無休で、毎日、相談を受け付けています。状況によっては、4/23以降も延長して行うそうです。

 Tel:0120-111-916 (フリーダイヤル)

 日時:3/19(土)~4/23(土) 
    1:00pm~10:00pm

 相談内容: 
 - 被災者の方々の、被災に伴う精神的な悩み・問題に関すること
 - 支援活動に関係する方々の精神的なサポートに関すること
 - PТSD防止と対応に関する啓発的支援
 - 原発損壊に伴う各種不安に対する啓発的支援

・・・相談内容を見ると、漢字が多くてちょっと堅い感じですが、災害後、漠然とした不安を抱えていらっしゃる方など、誰かに相談したい、話したい、と思われたら、お気軽に連絡してみてはいかがでしょうか。

災害後の"こころのケア"については、よろしければこちらも。
   → こころのケア その1

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こちらのリンクは、震災があった次の日、3月12日の地元のニュース番組で放映されたものです。

彼の勤め先の方が3名、日本に出張に行っていて、アメリカへの帰国予定日前日の11日に地震にあいました。
大変な中で、なんとか空港まで行き、飛行機も飛んで、サンフランシスコ空港に着いたところを、インタビューを受けています。(後ろの方に出てくる男性の方)

私は、昨日、初めて見ました。
インタビューの内容もさることながら、被害の映像に、改めて衝撃を受けました。
アメリカでは、最初、こんな風に報道されたんですね。
ひとりでこの映像を見ていた彼が、どんなにショックを受け、日本の家族や私のことを心配したかと思ったら・・・。ちょっと胸が詰まって、"ごめんね"のひとことがするっとでてきました。

3/21/2011

Bake Sale!!

お友達から、ベイエリア在住の有志の方々が、各所でBake Saleを行うという連絡をもらいました。
どちらのsaleでも、売り上げは全て、東北関東大震災の被害者支援のため、日本赤十字社に寄付されます。

当日は、クッキーやマフィン、ブラウニー、スコーンなど、おやつや朝食にぴったりのものが並びます。
ぜひ、お友達やご家族と一緒にお出かけくださいね。


Bake Sale in Down town Palo Alto

- 日時 : 3月23日(水)、30日(水)、4月6日(水). 3:30~6:30pm
- 場所 : パロアルトダウンタウンのPizza My Heart前
( University Ave. とEmerson Streetの交差する辺り)

雨天の場合は中止です。詳細はこちらをご覧ください。


Charity Bake Sale for Japan

- 日時 : 3月26日(土) 9:00~13:00
* 13時前でも、売切れた時点で終了。*
- 場所 : 809 Paulson Circle, Menlo Park (地図はこちら)
晴れていたらドライブウェイで、雨の場合はガレージ内で行います。
- パーキングについて :
Paulson Circleか、Willow Road沿いに駐車できます。
Willow Road の北側が、より会場に近いです。


私も買いにいく予定でいます。
どうぞ、よろしくお願いします。m(_ _)m

追記:
こちらには、Palo Alto、Stanford、Menlo Park近郊での東日本大震災のための義援金活動がまとめられています。
また、こちらへの掲載を希望することも出来ます。

 Pray for Japan in Palo Alto area, CA 

3/20/2011

こころのケア その1

話題になっているので、既にご存知の方も多いかと思いますが、心のケアについての記事です。
子供から大人まで、すぐに実行できることが、とても分かりやすく書かれています。

水の反映:【すべての方へ】災害時のメンタルケア(追記あり)


以前、災害後のメンタルケアについて話を聞いたことがあるのですが、その際にも、災害後の心のケアに携わる臨床心理士の方が同様の事を言われていました。
その時に聞いた話の中で、特にお子さん(小学生~高校生位)がいらっしゃる方に、という内容を追記します。(自分の覚書もかねて)

お子さんがいらっしゃる方は、お子さんの心のケアについても気になることと思います。
前出の記事でも、気持ちや体験を誰かに話すこと、共有することが大切、というのが書かれてましたが、お子さんの場合、自分の感じている感情や考えを言葉で理解したり、現したりすることが難しい場合があります。
なので、不安な気持ちや恐怖感などが、逆にはしゃいでみせたり、暴力的になったり、という行動として現れることがあります。

大人もそうですが、こころの変化は体の変化になって現れます。
頭痛や肩こり、食欲がなくなったり、よく眠れなくなったり、疲労感が抜けなかったり、集中するのがむずかしかったり、落ち着きがなくなったり、普段しないようなうっかりミスや怪我をしたり。
お通じがない、心臓がバクバクする、めまいがする、といったこともあります。
"元気?""大丈夫?"ではなく、"よく眠れてる?""ウンチはでてる?"という感じで、具体的に訊いてあげてみてください。

普段とは違う行動や体調の変化の裏にある、気持ちの動きを理解してあげることが大切になります。

また、このような災害が起こったらどうするか、という事を、家族で再確認してみてください。
家にいる時に地震が起きたらどこのテーブルの下に避難するか、昼間、学校にいる時だったらどうするか、家族の落ち合う場所はどこにするか、連絡先は・・・、など等、具体的に確認しあって、家族で共有しておくことで、気持ちの安定、安心感、安全感につながります。


追記)
今日、NHKで、お子さんに対する心のケアについての番組が放送されていました。
その中で印象に残ったのは、スキンシップの大切さ。震災によって脅かされた安心感や安全感を、少しずつ取り戻すことができるよう、親御さんを始め、大人達が常にそばにいて見守ることの重要性。
それから、こんな大変なことが起こると、トラウマを心配する親御さんもいるけれども、"こんな大変なことが起こったのだからショックを受けるのは当たり前"と少しゆったりした気持ちで、お子さんの状況を受け止めること。
お子さん自身の持つ、回復していく力を信じること。

番組では、避難所の中に設けられた子供のためのスペースで、絵を書いたり、遊んだり、DVDを見たり、読み聞かせに聴き入ったりしている子供達が紹介されていました。
子供が安心して子供らしくできる場所ができつつある事が嬉しく思います。

非常時の備え

震災発生から10日、カリフォルニアに戻って1週間が経ちました。

東京にいた3日間は気が張ってほとんど眠れず、カリフォルニアに戻った日はひとしきり彼を相手にしゃべりまくり、ちょっと泣いた後は、ひたすらぼおっとして過ごし、次の日位までは体が揺れているような感じでした。
実家の方で地震があって心配したり、原発のニュースにやきもきしたり、腹を立てたり、落ち込んだりしていましたが、その後は、概ね普段どおりの生活を送っています。

ケーブルテレビのTV JapanでNHKが見られるのですが、一昨日辺りから、ニュースだけではなく一般の番組もやるようになったこと、ニュースの内容が震災の被害状況のレポートから復興の話題に変わってきたことからも、1つの段階が終って、次の段階に移ったんだなと感じます。

もちろん、震災が終ったわけではないということも、被害(二次被害も含めて)に苦しむ方々がいることも忘れてはいませんが、こういう時だからこそ自分が出来ることを、と思うようにしています。

自分が元気で生活できることが大切。
ちゃんと寝て、食べて、動いて、という毎日を、滞りなく過ごすこと。落ち込んだりもするけれど、それにとらわれていては何にもならない、と気持ちを切り替えるようにして過ごしています。

この週末は、彼と2人で非常時の備えを再確認。

まずは、非常持ち出し袋を作成。
2年位前から作ろうと思いつつ、延び延びになっていたもの。震災時に実際に役立った物のリストなどをインターネットで検索して、必要な物をリストアップして、リュックサックに詰め込みました。

それから、ベッド下には、非常用のスリッパを置きました。

安否確認には、googleの"Person Finder(消息情報)"を使う、ということも決めました。
    (と、家族、友人にさりげなく告知)
各種サイト、携帯電話会社が安否確認サービスを提供していますが、インターネットで使えるところということでgoogle。 
万が一googleが使えなかったら、日本国総領事館の安否確認サービスを使うことになるでしょう。

気になっていたことを片付けて、ちょっと安心した日曜日でした。

3/14/2011

Pray for Japan

10日間の日本への一時帰国を終えて、昨日、カリフォルニアに戻ってきました。
地震がおきた金曜日から成田を発つ日曜日まで都内に滞在していたのですが、その間、家族や友人、アメリカに残っていた彼の心遣いやサポートにとても助けられました。感謝しています。

こちらでも、日本の被害の様子が次々にニュースで流されていますし、インターネットを通じて日本のメディアによる報道もリアルタイムで見ることができます。

状況がこれ以上悪くならないことを祈るばかりです。