1/21/2011

Full Moon



満月の夜。

ちょうど日が暮れた頃から外出したので、大きな月が木立の隙間からのぼり、徐々に高くなっていくのを、運転しながら見ることになりました。

雲のない空に光る月と星と、その間をゆっくり横切っていく飛行機。
街灯のないハイウェイや道路沿いの森や野原も、ぼんやりと明るい。
結構な速さで過ぎていく景色と、じっと留まっているように見える月のコントラストと、光と影のグラデーションを、しみじみと味わいつつ帰路につく幸せ。

昼間、同じ満月のことを、日本在住の方が書いているブログで読んだばかりだったので、それを時間差で見ている不思議とか、月からここまでの距離とか、アポロ13とか、火星への移住計画とか、連想ゲームみたいに浮んでくることをあれこれ思い、いつか、人間が地球以外の場所に住むようになったとしたら、人は月に故郷をみるのかもしれない、なんてことをつらつら考えながら車を走らせたのでした。