3/29/2010

一直線



お友達のこども。
1歳と2ヶ月くらい。

時計と、ボタンと、機械(特に電気コード)が大好き。
ちなみに、スポンジボブが嫌い、というか、怖い。(←同感)

その時々で、彼の中の"流行"は変わるみたいなのだけど、
自分の好きなものを見つけ出す眼の速さと、
すかさず突進していく勢いがすごい。

"そんなところに?!”っていうようなところにあるものも難なく見つけだし、一直線に向かっていきます。
それも、かなりの速さのハイハイで。
(まだ、歩くよりもハイハイの方が得意)

そして、抜群の集中力で検証。
それが終ると、また次の場所へ。
それはそれは満足げに、忙しそうにしています。

私には均一に見えてる風景も、
彼には、そこかしこにスポットライトがあたっているように見えているのかも。

突進していけない時(抱っこされている時など)は、
指を差して、熱烈にアピール。

この時は、デジカメの向こうにいる私の、
コートのボタンが気になって仕方がないのでした。
デジカメなんて、この世に存在してないかのようでした。

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3/28/2010

芋天



年末に買って、ずっと放ってあったサツマイモ。
厚めに切って、薄く衣をつけて揚げてみました。

日本でよく行くてんぷら屋さんのてんぷらをイメージして作ってみたもので、そちらのお店では、生のサツマイモをじっくり時間をかけて揚げていましたが、うちでは電子レンジで時間短縮。
中まで火が通ったところに衣をつけて、外側がかりっとなるように、少し高めの温度で揚げました。

5cm以上の厚みがあるサツマイモは、外がかりっとして、中がホクホク。
揚げてある分、焼き芋よりもコクがあって、ちょこっとお塩をつけながら、やけどに気をつけつつ、ふーっふーっと冷まし、冷まし食べるのが最高。
寒い日に屋台で売ってたら、大人気になるんじゃないかと、いつも思います。
だれか、やらないかしら。

てんぷらは、こちらでも定番の日本料理。
ランチのセットを頼むと、サイドディッシュでついてきたりします。

私の、"アメリカバージョンのてんぷら"初体験は、こちらの日本料理屋(夜になると、ミラーボールがまわる)のランチで注文したBento Box。(BentoBoxは、日本でいうところの幕の内弁当のようなもの。)
フリッターみたいな衣に、中身がニンジンとブロッコリーだったのを覚えてます。

その時はびっくりしましたけど、今は、それはそれで悪くないかな、なんて思います。

ま、その後、てんぷらを注文したことはないわけですけど。

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ちなみに。
こちらで日本料理といえば、すし、てんぷら、照り焼き。
特に、"日本人は毎日すしを食べている”と信じられているらしく、違いますよ~、と言うと、驚かれます。

3/27/2010

種蒔時



暖かくなってきたので、種まき。
小さなコンテナーの中に蒔いた種が、
ゆっくりと芽を出し始めました。

タネの殻を帽子みたいにつけてるのは、Cilantro(香菜/パクチー)。


グリーンオニオン(細ねぎ)。

前屈してるみたいに、茎の部分がきっちりと二つ折りになって出てきます。

まだまだ細っこいですが、一度育つと、驚くほど丈夫。
刈っても刈っても生えてくる生命力の強い野菜です。



そして、大葉。

夏には欠かせない青紫蘇。
去年育てていたものの種を採っておいて、今年、蒔いてみました。

今年は、青紫蘇だけでなく、赤紫蘇も栽培中。
梅干を漬ける以外に、何かに使えるかなあ。


相変わらず、食べられるものばかり、のうちの庭。
庭と言うよりも、もはや、"畑"です。

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3/26/2010

パンを焼く。



少し前、まだ、もこもこのマフラーをしていた頃、ホームベーカリーを購入しました。

象印がアメリカ向けに製造している、BB-HCA10という型(click!)
日本仕様のだと、こちらに似てます。

日本帰国の方がムービングセールしてたのを譲っていただいたんですが、"古いから"ということで破格のお値段(お昼ごはん一回分位)。
以前からホームベーカリーには興味があったものの、安い買物でもないし、場所もとるし、途中で飽きちゃうかもしれないし、と思って躊躇していたのでした。
小さい上に静かに黙々と働いてくれる、このホームベーカリー、今のところ飽きられることなく、壊れることもなく活躍中です。

ホームベーカリーがやってきた初日、
最初に焼いたのは、こちらのブリオッシュ食パン。

張り切って材料をそろえ、
牛乳も、うちにあった1%milkと、Heavy Creamで、
""食塩水の濃度"の計算問題を思い出すわ~"と思いつつ、
日本の牛乳と同じ、脂肪分3.5%になるように概算。

・・・してみたものの、
うちの軽量カップではそれほど細かく計れないので、
結局、計量する時は目分量でざっくりと計って(笑)
"firm" "regular"(crust)を選んでセット。

過程が進むにつれてふんわりと漂う、良い香りに誘われ、
生地の変化をみているのも楽しく、
焼き上がりまで、何度も見に行ってしまいました。

お店のパンみたい、とはいきませんが、
ちゃんとしたパンが焼けてくるのは、感動的。

明日の朝食にするものがない!!っていう時に、
家にある材料を入れてセットしておけばいいので、
炊飯器並みに簡単だし、便利。

子供の頃、母がパンを焼いてくれたのを覚えてますが、
それから比べると信じられないくらい、手がかからない。
すごいなあ、ホームベーカリー。

まだ、スタンダードに食パンタイプのものしか挑戦してませんが、
生地だけホームベーカリーに作ってもらって、
成形は自分でして、オーブンで焼いてもよさそう。

楽しみ~♪

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3/17/2010

St. Patrick's Day



今日3月17日は、St. Patrick's Day
アイルランドにキリスト教を広めた、聖パトリックの命日です。

カトリックの祝日、アイルランドの祝祭日である、このSt. Patrick's Day
アメリカでは、アイルランド系の人達が多い地域を中心に、各地で盛大なパレードが行われる、華やかな一日です。その盛り上がりたるや、本家アイルランドを凌ぐほど。

この日のテーマカラーは
のものを身につけるがおきまりです。

それを怠った人をつねってもいい、という決まりがあるらしく、
すっかり忘れて普通の格好をしていた私は、
あやうく、つねられるところでした。

あぶない、あぶない。

服装だけでなく、シカゴでは川もに染まります。
ホワイトハウス前の噴水も、今日は



アイリッシュパブでは、緑色のビールまで登場します。
そこまでやる?!って感じですが、
やるならとことんやったほうが楽しいのかも。

今日の写真は、SF GATEからお借りしました。
そのほかにも、St. Patrick's Dayのにぎやかな様子が伝わってくる素敵な写真がたくさん載ってましたので、是非、ご覧になってみてくださいね。

St Patrick's Day 2010の写真はこちら

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3/14/2010

Spring forward, Fall back

今日からDaylight Savings Time(DST:夏時間)が始まりました。

ということは、時計の針を動かさなくてはならないわけですが、これがややこしくて、"進めるのか、戻すのか、どっちだっけ??”ってことになりがち。
(・・・だと思う。うちだけじゃなく。)

アメリカでは、これを、
"spring forward, fall back"
(スプリング・フォーワード、フォール・バック)
と覚えるんだそう。
"春は時計を1時間進めて、秋は時計を1時間戻す"というわけです。

ゴロがいいので、何度か言ってると、覚えられそうな気がします。

そういうわけで、時計を1時間進めることから始まった今日は、Daylight Savings Timeの始まりにふさわしく、1日中いいお天気。
陽射しにも、冬とは違う明るさと力強さがあって、
こんなのを外で食べながら、
しみじみと季節が代わったことを実感したのでした。





ここからは、DSTとは直接関係のない、本の話。


時計を進ませながら、少し前に読んだ、浅田次郎さんの短編小説集「五郎冶殿御始末」を思い出しました。
これは明治維新の際の史実を基に、侍を主人公に描かれたもの。

この中に、"時間"と"暦"を扱った小説があります。
明治政府が、不定時法と太陰暦を廃止して、
代わりに、定時法と太陽暦を導入した際のお話です。

この本を読むまで、明治時代の、いわゆる「近代化」って、結果(しかも、良い所)だけを見ていて、その実情というか、変化の過程を意識したことってなかったんですよね。
なので、この小説は、それが垣間見えて興味深かったです。

それはさておき。

"時間"や"暦"って、毎日の生活に溶け込んでいて、明日も明後日も、来年も10年後も同じように使えると思っていて、疑いなく拠り所にしているところがありますよね。
でも、実際は、時間も暦も、人間が便宜上勝手に決めているだけのものなので、いつ変わってもおかしくないし、勝手に1時間進めてみたり、戻してみたりだって簡単に出来ちゃう。

そう思うと、すごく儚い感じもしますけど、
一方で、とても自由な感じがしなくもないわね、と思ったりしたのでした。

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3/04/2010

今朝の風景



今朝のバックヤード。

もやっと白く見えているのは、
煙でもなく、
ジャグジー(もしくは温泉)でもなく、
朝日に照らされた木の塀から立ち上る湯気。

隣接する家々の塀から、もうもうと湯気があがり、辺りを白く霞ませていました。
慌ててカメラを取りに戻って、ぱちっと撮ったのが今日の写真。

露天風呂を思い出す風景でした。

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