3/20/2011

非常時の備え

震災発生から10日、カリフォルニアに戻って1週間が経ちました。

東京にいた3日間は気が張ってほとんど眠れず、カリフォルニアに戻った日はひとしきり彼を相手にしゃべりまくり、ちょっと泣いた後は、ひたすらぼおっとして過ごし、次の日位までは体が揺れているような感じでした。
実家の方で地震があって心配したり、原発のニュースにやきもきしたり、腹を立てたり、落ち込んだりしていましたが、その後は、概ね普段どおりの生活を送っています。

ケーブルテレビのTV JapanでNHKが見られるのですが、一昨日辺りから、ニュースだけではなく一般の番組もやるようになったこと、ニュースの内容が震災の被害状況のレポートから復興の話題に変わってきたことからも、1つの段階が終って、次の段階に移ったんだなと感じます。

もちろん、震災が終ったわけではないということも、被害(二次被害も含めて)に苦しむ方々がいることも忘れてはいませんが、こういう時だからこそ自分が出来ることを、と思うようにしています。

自分が元気で生活できることが大切。
ちゃんと寝て、食べて、動いて、という毎日を、滞りなく過ごすこと。落ち込んだりもするけれど、それにとらわれていては何にもならない、と気持ちを切り替えるようにして過ごしています。

この週末は、彼と2人で非常時の備えを再確認。

まずは、非常持ち出し袋を作成。
2年位前から作ろうと思いつつ、延び延びになっていたもの。震災時に実際に役立った物のリストなどをインターネットで検索して、必要な物をリストアップして、リュックサックに詰め込みました。

それから、ベッド下には、非常用のスリッパを置きました。

安否確認には、googleの"Person Finder(消息情報)"を使う、ということも決めました。
    (と、家族、友人にさりげなく告知)
各種サイト、携帯電話会社が安否確認サービスを提供していますが、インターネットで使えるところということでgoogle。 
万が一googleが使えなかったら、日本国総領事館の安否確認サービスを使うことになるでしょう。

気になっていたことを片付けて、ちょっと安心した日曜日でした。