12/11/2009

グランドサークルの旅 ~Zzyzx Rd.と時間の話~

6泊7日の旅も最終日。
Las Vegasから自宅までは、約850km、10時間弱の道のりです。


View Larger Map

帰り道は休憩以外はどこにも寄らなかったんですが、ラスベガスから、I-15を1時間半ほど走ったところ(地図ではB地点)で面白い標識に出会いました。



意外と有名らしい、この"Zzyzx Rd."
昔、この周辺をスパ・リゾートとして開発したCurtis Howe Springerさんという方によってつけられたもの。
なんて読むのか考えちゃうような、変な名前!
Springerさんが決めたところによると、正しい発音は"ザイズィックス"だそうです。
詳細は、こちらをどうぞ。 
 Wikipediaはこちら
 National Park ServicesのHPでは、こちら

電話帳などで最後に載るように、つまり、目立つように、と考えて、アルファベットの最後の文字を組み合わせて作ったんだそうです。
確かに気になる名前ですよね。
みなさんも、I-15を通る機会があったら、探してみてくださいね。



さて。
これで、グランドサークルの旅は終わりです。

ここからはおまけ。こちらで少し触れた"時間"のことを追記です。
長くなるので、興味のある方だけどうぞ~。

人気ブログランキングへ

***********************************


今回の旅行では、カリフォルニア、アリゾナ、ユタの3州と、ナバホネイションの4箇所を巡ったのですが、 時差や夏時間(Daylight Savind Time)の関係で、場所によって、時計を早めたり遅らせたりしなくてはなりませんでした。

これが、考え出すとこんがらがってしまって、しかもホテルの時計が間違えてたりもしたので、なにがなんだか。 ┐( ̄ヘ ̄)┌
早々に考えるのを放棄して、"常に正しい時間を携帯していたい派”の彼に時間のことはお任せしてました。

で、今回、ブログを書くのでね、いい機会だと思って、改めて調べてみました。
(旅行前に調べておけばよかったのでは?、という話も(笑))

               
まず、時差について。
国土の広いアメリカ、国内でも時差があります。
時間帯は、日本に近い方、西から東に向かって、4つに分かれています。
 ・太平洋標準時(PST): 日本との時差-17時間 
  (シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルスなど)
 ・山岳部標準時(MST): 日本との時差-16時間 
  (ソルトレイク・シティ、グランドキャニオンなど)
 ・中部標準時(CST): 日本との時差ー15時間
  (シカゴ、ニューオリンズなど)
 ・東部標準時(EST): 日本との時差ー14時間
  (ニューヨーク、マイアミ、など)
今回旅行したのは、PSTに位置するカリフォルニア州とネヴァダ州、MSTに位置するアリゾナ州とユタ州です。

   
次に、夏時間(Dailighgt Saving Time:DST)について。
DSTは、3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで。
この間は時刻が1時間早まり(つまり、初日に時計を1時間分すすめる)、日本との時差は1時間少なくなります。
ただし、アメリカ国内でも、ハワイと、アリゾナ(ナバホネイションをのぞく)の2州ではDSTを採用していません。


で、これを踏まえて、今回の旅行。
私たちの移動順序順に、各地の時間帯、ラスベガスを12:00とした時の通常時の時刻DST期間中の時刻を載せてみました。

①ラスベガス(ネヴァダ州):PST
  12:00 → DSTを採用。13:00
②グランドキャニオン(アリゾナ州):MST
  13:00 → DST不採用。13:00   
③モニュメントバレー/カイエンタ(ナバホネイション):MST
  13:00 → DSTを採用。14:00  
⑤アンテロープキャニオン
ブライスキャニオン/ザイオン(ユタ州):MST
  13:00 → DSTを採用。14:00  
⑧ラスベガス(ネヴァダ州):PST
  12:00 → DSTを採用。13:00


つまり、結論としては、
DST期間中の8月に旅行した私たちの場合、"グランドキャニオンからモニュメントバレーに向かう途中で時計を一時間すすめて、ラスベガスに戻る時に一時間戻せば良かった"わけですね。

で、もし、(DSTじゃない)通常の場合なら、"ラスベガスからグランドキャニオンに行く時に時計を1時間進めて、ラスベガスに戻る時に1時間戻せば良い”っていうことですね。


・・・なんか、すっきりしたけど、すっきりし過ぎて、こんがらがってた自分にちょっとがっかりだわ。(-"-;A ...