9/18/2009

グランドサークルの旅 -モニュメントバレー-

グランドキャニオン(A)の後はモニュメントバレー(B)へ。

モニュメントバレーの正式名称は"Monument Valley Navajo Tribal Park"。
ナバホネイション(ナバホ族居留地)にあり、ナバホの人々によって、管理、運営されています。


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ナバホ族とはアメリカ先住民の一族。
居留地では彼らの自治権が認められていて、アメリカ国内でありながら、独自の法律、教育、医療を採用しています。先住民居留地としては、このナバホネイション(Navajo Nation)が最大で約17万人が住んでいるそう。



さて、モニュメントバレーでは、バレーツアーに参加しました。
バレーには、一部、一般車両も入ることができますが、未舗装で、場所によっては傾斜もきつく穴だらけ、という状態なので、運転と車に自信がある方以外はツアーに参加するのがおススメ。




私たちが参加したのは、1時間半のコース。
バレードライブを走って、景色のいいポイントで停まってくれます。
コースの内容、時間も様々あって、ナバホ族の伝統を受け継いだ生活の様子を見せてくれる様なものもあるそうです。
また、馬で回るツアーもあります。この土地の雰囲気を味わうには最適!かもしれませんね。



トラックの荷台を改造して、イスと屋根をつけたようなツアー車で廻ったんですが、これがもう、ゆれるしはねるし、遊園地のアトラクション並み!
もう笑うしかないっていうほど。



ところどころの絶景ポイントでとまってくれて、簡単に、あの岩が何、とか教えてくれます。それぞれ、名前がつけられているのです。
雨が降るとどろどろになってしまうということでしたが、この日はからりと晴れて風紋もきれい。



このツアー車、壁がないので景色はよく見えますが、砂が舞う(と言うより向かってくるっていう感じ)ので、うっかり話もできません。口の中がじゃりじゃりになります。
私は普段コンタクトレンズをしているんですが、砂対策に眼鏡にかえていきました。そうじゃなかったら、ひどいことになってただろうなあ。

写真の真ん中奥に砂が舞い上がってるの、見えますか?



ツアー終了後、ビジターセンターのテラスで一休み。
ここからの景色は絶景です。

隣にはバレー内唯一のホテルもあり、もし、こちらに泊まったら、朝日も、星空も、思う存分楽しめることでしょうね。当然、人気の場所で、今回、予約するのは無理でした。残念。


↑ バレーの中、白く蛇行する道と、その上を走る「点」みたいな車が見えますか?
写真では伝わりにくいですが、モニュメントバレーの広大さがわかるかな?

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ナバホ族のこと、居留地のこと、興味のある方は是非Wikipediaなどで検索してみてください。(丸投げしてますが(汗)) アメリカの影の部分が垣間見える気がします。