モニュメントバレー[A]の次の日はアンテロープキャニオン(Antelope Canyon)[C]を経由して、ブライスキャニオン(Bryce Canyon National Park)[D]まで。
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アンテロープキャニオンは、ナバホ族居留地内にある峡谷。
砂丘が水の流れによって削られてできた場所で、とても幅が狭く、かつ、らせん状の不思議な形をしている事で有名。
ペイジという町からツアー車(トラックを改造して荷台に椅子と屋根をつけたもの)で出発し、途中(地図上のC地点)からは、アンテロープ川(Antelope Creek)を通ります。
この川は普段はまったく水がなく、雨が降ったときのみ川になるドライクリーク。ここに雨が降るなんて全然想像できないのですが、時折降る強い雨がアンテロープキャニオンを通って岩肌を削り、アンテロープ川を通ってレイクパウエルへ流れ込むのだそうです。
矢印の先、この細いところが渓谷の入り口です。
中はこんな感じで幅が狭く、細長い空間。
そして、頭上から差し込む光が、魅惑的な景色を作り出していました。
どこを見ても、細く差し込む光と、複雑な形の岩肌に映し出す影が、見飽きない面白さ。
思わず口をあけて魅入っていて、さらさらと舞い落ちてくる砂が、何度口に入ったことか(笑) 写真も、何十枚も撮ってしまいました。
この日は、このツアーの前に少し時間があったので、近くのホースシューベンド(Horseshoe Bend)へも立ち寄りました。
ここは、コロラド川の一部で、極端な急カーブを描いている場所。そのカーブが馬蹄型(Horseshoe)に似ているのでこの名前がついています。
この写真だと、カーブのところがかけちゃってますが、このあたりは断崖絶壁、もちろん手すりなどないので、高所恐怖症の私は、ここまでで精一杯。
身を乗り出せば、ちゃんと馬蹄型してるのが見られます。ここまで曲がってるのって、ちょっと珍しいですよね。
ホースシューベンド(上記の写真の↓の辺り)に行くには、UA-89をちょっと入った所に車を止めて、そこから20分程歩くのですが、こんな感じで、日差しを遮るものがないので、日中だとかなり暑くてきついと思います。
朝か夕方がお勧めです。
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<Antelope Canyonのツアーについて>
予約は、こちらのウェブサイトからしました。(日本語ページもあり。)
1.5時間のツアーで、
大人(13歳以上) $32
子供(8~12歳) $20
(6,7歳) $12
(5歳以下) 無料
(ツアー料金、税金、ナバホネイション許可証代含む)
渓谷内に日が差し込むのは正午前後のみ。その時間帯のツアーは混み合うと思うので、事前に予約したほうがよさそうです。