9/24/2009

グランドサークルの旅 -ブライス・キャニオン-

アンテロープキャニオンからペイジの町に戻り、中華料理屋さんでお昼ごはんを食べた後、ブライスキャニオンへ。こちらの地図では[D]のところ。

ブライスキャニオン国立公園(Bryce Canyon National Park)は、ユタ州にあります。国立公園に指定されたのは1928年。
ブライスキャニオンに続く道は緑が多くて、ここ数日砂や岩だらけの風景を走ってきた後では、ほっと癒される感じ。

夕方に到着して、早速インスピレーションポイント(Inspiration Point)へ。
ここは、サンセットを見るのに最適、と聞いていたのですが、到着したときにはちょっと遅かった・・・。



でも、森の中の緩やかな坂を歩いていくと、急に視界が開け、見えたのはこんな景色。
おもわずね、おおおお、って声が出ましたよ。



フードゥー(Hoodoo)と呼ばれる尖塔群が、大聖堂のよう。
こちらには"キャニオンというよりも、むしろポンソーガント高原の・・・巨大な自然の円形劇場である(一部省略)”って書いてありましたが、まさにそのとおり!

この日は公園ゲートから近いブライス(Bryce)に宿泊。
食事は、Ruby's Inn内のレストランで取りました。混んでいて待たされたけど、ここのステーキがおいしかった!

翌日、公園に戻り、早速トレイルを歩いてみることに。
昨日、上から見下ろした尖塔群を横から、下から、見ることになります。



すっきり晴れた空の下で見る土柱は、また、違った美しさ。

ブライスキャニオンのトレイルは、崖の上から谷底に降りて行くところからスタート。で、当然のことながら降りたら戻ってこなくてはなりません。
あちこち見ながら長く歩きたいな後も思いましたが、昼の夏の日差しを考えて、今回は最も標高差が少ない(98m)Queens Garden Trailを歩きました。
サンライズポイント(Sunrise Point)から出発して、往復大体2時間程です。



フードゥー、上から見ると同じように見えますが、角度を変えてみると、いろんな形をしています。



あれは何に見える?炎みたいだねえ、なんてあれこれ想像しながら歩くのもまた楽しい。



岩と砂ばかりの中、あちこちで多くの樹木を見かけました。
緑と岩肌の色のコントラストがきれい。



トレイルの終点ではQueenとご対面!
矢印の先に、ビクトリア女王様がいらっしゃいますよー。



谷底に降りてくると、尖塔の大きさが実感できます。
矢印の先にいるのは、母と子供たち。



トレイルを歩いた後は、Bryceの町に戻りました。
こんな風に西部劇を思い出させる店構えの場所があって、お土産やアイスクリームを売っています。
トレイルを歩いた後のアイスクリームはおいしかった!



この中には化石や石を売っているコーナーもあって、甥っ子がお小遣いをはたいて(!)化石を購入しました。
もうね、恐竜や化石が大好きなのですっごく嬉しそうで、こっちまで嬉しくなっちゃうほどでしたよ。


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